陶器の小皿
1,760円(税込)
特長/色
陶器の小皿です。
取り皿にはもちろん、漬物や珍味などの盛皿としても最適です。
釉薬や焼成の異なる8種をご用意しました。
辰砂
透明な基礎釉に少量の銅を入れ、還元焼成によって赤色に発色させる釉薬です。
織部
灰釉に銅を混ぜて作られる釉薬です。千利休の高弟であった古田織部がこの濃緑色を好み、作らせたことが名前の由来となっています。
飴釉
透明釉に鉄またはマンガンを少量加え酸化焼成で焼くことにより、文字どおり褐色の飴のような艶のある色になります。
青磁
釉薬中に含まれる少量の鉄分が還元焼成によって反応し、青色に発色します。その歴史は非常に古く、遅くとも10世紀初めには使われていたといわれています。
粉引
「粉吹き」ともいわれ、粉を引いた(吹いた)ように白いことが名前の由来となっています。白磁の白さとは異なり、陶器ならではのやわらかさを持っています。また、焼成時に釉薬の間に入った空気が反応し、ところどころが薄いピンク色に発色します。
灰釉
草木の灰を主成分とした釉薬です。東洋陶磁器の歴史において基本的な釉薬の一つです。
赤土焼き〆
紅桜という土を使用し、低温の酸化焼成によって赤色に発色します。 釉薬を用いない「焼き〆」という技法で仕上げました。
黒陶焼き〆
信楽の土を使用して黒色に着色した後、還元焼成で焼き上げています。 釉薬を用いない「焼き〆」という技法で仕上げました。
詳細
陶器の小皿 1枚
直径11.5cm×高さ1.5cm
素材 陶器
産地 佐賀県有田
陶器製品の取扱上の注意
- 職人が一点ずつ手作業で制作しているため、また焼成より同じ商品でも色・柄・形・大きさ等に違いが生じる場合があります。
- オーブンや電子レンジ、IHクッキングヒーターではお使いいただけません。
- 初めてお使いになる前には、器を水に浸し30分ほど煮沸してください。特に目が粗い土は、米のとぎ汁で煮沸することにより、土肌の隙間を埋めることができます。
また、必ず高台(器がテーブルと接する面)を確認してください。ザラツキのある場合は、テーブルへのキズを防ぐためにも、テーブルクロスやランチョンマット 等の使用をおすすめします。気になる場合は、同一器の高台を合わせて円形に擦り合わせるか、サンドペーパーで磨いてください。 - お使いになった後は、食器洗浄機・乾燥機を使用せずに柔らかいスポンジで一つずつ丁寧に手洗いしてください。
- また、表面を傷つける恐れがありますので、金ダワシや研磨剤入りスポンジ、クレンザー等は使用しないでください。
- 洗った後は十分に乾かし、収納する際は、強度の違いなどによってキズや欠けの原因となりますので、他のものと触れないようにしてください。
- スプーン等の硬いものでたたいたり、こすったりしないでください。
- ヒビ・欠け・強いスリ傷等が入った場合は、思わぬ時に破損することがありますので使用しないでください。
- 陶器は吸水性が高く、特に「粉引」は使っていくうちに、吸収した水分や成分によって色が変わることがありますので、特有の味わいとしてお愉しみください。